名橋「日本橋」保存会
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街道の名水を元標に注ぐ
創架400周年に期待こめて
2002年7月28日
 今年で32回目を数える伝統行事「名橋日本橋の橋洗い」が7月28日の日曜に実施された。  今回は前日に全国街道交流会議の発会式が開催され、参加者が橋洗いにも合流するなどして、例年より200人近く多い人出となった。  橋洗いに先立ちセレモニーが開かれ、全国街道交流会議のメンバーも紹介された。名橋保存会の細田副会長は、道路元標のもつ歴史的意味を強調するとともに、交流会議との協力を願い「来年3月には創架400年のイベントを予定している」として再会に期待を寄せた。中央警察署と日本橋消防署の署長、国土交通省国道工事事務所の所長も挨拶をした。交流会議の代表は、政治家の一部に「地方に道路は必要ない」の考え方に反発して道の得を説いて笑わせた。  このあと名橋の中央にある日本国道路元標に全国から持ち寄った元標に全国から持ち寄った名水を竹筒から注ぎこみ、集まったカメラマンが集中した。  うだる暑さながら川面の風は涼しさを運んで心地よく、多くの家族づれがタワシを手に汗を流していた。消防団員が放水すると黒い汚水に変わり、1年間の汚れをおとしている実感を与えた。城東、常盤の子供、町会、そして企業の名入り伴てんと、地域ぐるみの行事として知られる。

『中央区民新聞』2002年8月13日掲載記事より

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